アイスの種類


普段私たちが食べているコンビニのアイスにも種類があります。

一般的に「アイスクリーム」と呼ばれているものでも、乳成分の量によって分けて3つに分類されます。アイスクリーム。アイスミルク。そしてラクトアイス。つまり、一定以上の乳成分の規定値がないと「アイスクリーム」とは法的に認められません。また、従来アイスクリーム類は、牛乳から作られるものと定義されてきましたが、平成10年4月の乳等省令改正によって、山羊や羊の乳からも作ることが認められました。だから、アイスクリームに使われているのは牛乳だとは限りません。

では、アイスクリーム類、種類について説明します。

プレミアムアイスクリーム

一般的には高級なアイスクリームを指します。乳固形分や乳脂肪分が特に高く、空気の混入率の低い等の特徴がありますが、法的な規格はなくアイスクリーム規格で作られています。法的な規格では以下の3分類となります。

アイスクリーム

アイスクリームという名前は浸透していますが、実際にパッケージを見てみると結構少ないことに気づきます。乳固形分15.0%以上 (乳脂肪が8.0%以上) 入っているものを指します。3つの中では最も高級。脂肪分が多いほど、牛乳のコクのある味わいになるということですね。アイスクリーム好きの人はここで判断している人も少なくないでしょう。

アイスミルク

乳固形分10.0%以上 (うち乳脂肪が3.0%以上) 入っているものを指します。植物性脂肪が含まれている場合もあり。アイスクリームに比べてミルク感はやや劣ります。

ラクトアイス

乳固形分3.0%以上入っているものを指します。やはりミルク感は少なく感じます。値段的にも買いやすい商品が多いです。ラクトとはラテン語で「乳」を意味します。

また、乳固形分がラクトアイスより低いものは氷菓として販売されています。

-成分表の見方-乳固形分や乳脂肪分について-



乳固形分が15%と言っても、実際の成分表示に記載されているのを見ると「ん?アイスクリームって書いてあるけど15%無いじゃん」と思う人も多いと思います。

「乳固形分」とは、「乳から水分を除いた成分」のことなんです。そして、「乳脂肪分」とは、「乳に含まれている脂肪分」のことです。

ルールにより、無脂乳固形分、乳脂肪分という形で表示されています。これは正確に言うと”うち乳脂肪分”。

無脂乳固形分と乳脂肪分、両方を足して出た数値が15%を超えていて、乳脂肪分が8%を超えていれば「アイスクリーム」なんです。

そして、無脂乳固形分には、たんぱく質、無機質、ビタミン、ミネラル等も含まれます。

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