2012/02/03
横濱馬車道あいす もなか (ミルク)
アイスマン福留です。
今回ご紹介するアイスは、1980年代前半から販売されている『横濱馬車道あいす』シリーズ。
タカナシ乳業の「横濱馬車道あいすもなか」のミルク味。
明治2年、横浜・馬車道通りで町田房造という人物が日本人ではじめてアイスクリームを製造販売したといわれています。
「横濱馬車道あいす」は日本ではじめて登場したアイスをイメージして作られたアイスです。
パッケージも明治初期の開港で賑わう横濱雰囲気。レトロかつモダンなイメージですね。
袋から出すと、モナカの皮の表面には”横濱馬車道あいす”と右から左に書かれています。
レトロ感を感じますね。
モナカの皮は薄くてしっとりとしています。
アイスも、卵、牛乳、砂糖とシンプルな原材料でつくられた「あいすくりん」の印象とは大きく異なり、
とってもコクがありクリーミーで濃厚なアイスクリームです。
乳脂肪分の高い濃厚アイスクリーム…に比べるとさっぱりとしています。
甘過ぎず、上品な味わいですね。
種別は、アイスクリーム規格。製造は岐阜県の株式会社ボレア。
内容量は65mlなのでアイス好きの人にとってはひとつでは物足りなく感じるでしょう。
パッケージの裏面には、日本ではじめて横濱馬車道にて販売され、そのアイスをイメージして作られた味…という旨の説明が書かれています。
ちなみに、この日本ではじめてのアイスクリーム「あいすくりん」の誕生については下記の通り。
咸臨丸(かいりんまる)で渡米した勝海舟を模範として学び、赤坂氷川町に住居を構えたと伝えられる町田房蔵は、明治2年6月(新暦7月)、横浜馬車道通りで氷と塩とを用いて、日本で最初のアイスクリーム「あいすくりん」の製造販売を始めました。
町田房蔵は渡米2回、アイスクリームの他、マッチ、石鹸、造船様鋲などの製造にも関係したと伝えられています。
一説には、出島松造という人が、この房蔵にアイスクリームの製法を伝えたとも言われています。
なお、この「あいすくりん」は、牛乳、卵、砂糖でつくったと思われます。
西洋文化の到来と共に異国のものとして日本に伝わったアイスクリーム。
あいすくりんをイメージしたアイスクリームですが、美味しすぎます。(笑)
タカナシ乳業と言えば、やはりハーゲンダッツ…のイメージ。
さっぱりとしたアイスを想像していたのですが、予想を超える濃厚な美味しさのアイスクリームにびっくり。
当時の高級なアイスというコンセプトを現代風にイメージしてつくられたアイスなんでしょうね。
形状は今回紹介したモナカの他に、カップタイプもあり。
また、フレーバーも今回紹介したミルク以外に、チョコレート、小豆、抹茶もあります。
神奈川、または首都圏のスーパーなどでもお買い求めいただけるみたいです。
ご興味のある方は是非一度食べてみてください!
品名 | 横濱馬車道あいすもなか(ミルク) 高梨乳業 |
購入店 | 通販 |
価格 | ショップのサイトをご確認ください。 |
種類別 | アイスクリーム |
内容量 | 65ml |
成分 | 写真参照 |
エネルギー | 記載なし |
サイトURL | http://www.takanashi-milk.co.jp/ |
ひとことコメント | 美味しすぎる! |
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